あなたはニューヨークに憧れますか?
あなたはファッションに興味がありますか?
それなら是非一度『プラダを着た悪魔』をご覧になってはいかが?
2006年の大ヒット作
これぞハリウッドと納得できる華やかで軽やかで、辛辣だけどラヴが溢れるコメディ映画です。
遅まきながらこの映画を観て、とってもハッピーな気分になりました。
嬉しい気持ちをシェアしたい!
この映画の感想を書いてみますので、良かったら読んでみてくださいね。
『プラダ』とは有名ブランドの代表的お名前。
それを着た悪魔ってなんのこと?とタイトルからいろんなことを想像しちゃうのです。
そう、舞台はファッション界のお話。
誰もが一度はパリコレやミラノ、ニューヨークコレクションのファッションショーの映像を見たことがあるのではないでしょうか?
東京ガールズコレクションも若い女の子に人気ですよね。
世界観
世界中のファッション界が憧れる『ランウェイ』誌の編集部が舞台。
アン・ハサウェイとメリル・ストリープがダブル主演で、若さと無知、キャリアと実績の相反するキャラクターが織りなす人間模様なのです。
自分の道を模索する若い女の子の人生チャレンジ物語というには、あまりにもカッコよくゴージャスなシーンが次々と登場して、そのテンポと映像のステキさに思わず踊りだしたくなるような気分になりました。
ストーリー
アンドレアは、出版業界に飛び込みました。
ファッションとは程遠いダサい彼女が採用されたのが、こともあろうに“ランウェイ”というファッション誌業界でもトップの編集部でした。
鬼編集長と呼ばれるミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントになったのですが、周りはハイブランドな服を着たスマートな女性ばかり。
アンドレアの服を見て「おばあちゃんのスカート着てるわ、信じられな〜い!」と、バカにします。
アンドレアの無知は、ミランダに質問するのはご法度なのに、「わからないから聞いただけです。」とみんなが驚くようなことをやってのけるのです。
ミランダは「この子、バカかしら?」と冷ややかな表情をしながらも、冷静に答えるのです。
さすがメリル・ストリープのハイソさとクールさ、演技力の高さ、磨かれた表情が本当に素晴らしかったです。
これぞアカデミー賞受賞女優です。
アンドレアは、地味なダサい女の子に見えるけど実は負けず嫌いで、そう簡単にいじめに屈しません。
ボーイフレンド、ネイトに仕事の愚痴を話し、ネイトも彼女のことを応援していました。
ある日、アンドレアはスタイリストのナイジェル(スタンリー・トゥッチ)に相談して、洗練されたオシャレな服を着てみました。
ナイジェルは、アンドレアに「君の着られるサイズはないよ。」と意地悪を言いつつも、憎めない田舎娘が可愛いと感じていたのです。
意外にも、この田舎娘はハイブランドの服を着こなし、まるで別人になった素敵なスタイルで出勤し、第1アシスタントを驚愕させるのです。
このシーンがすごく印象的でした。
ミランダの第1アシスタント役の女優さんがまた面白いのです。
もちろんスタイル容姿バッチリですが、いつも愚痴ってばかりでハッピーでない。
誰もが憧れる職についているのに、なぜかドジでミスも多い。
だから憎めないのです。
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